FFランドの凶行!!消された名台詞の紹介!!
※当ページは中公文庫版を元に作成しています
1 5P-1 台詞改変[差別語]
「どうぞどうぞ おれ蛾馬野猛 通称カバタケってんだ よろしくたのまー」
→「どうぞどうぞ おれ蛾馬野猛 通称ガバタケってんだ よろしくたのまー」(変更後)
2 9P-8 描写規制[過激描写]
殴られて吹っ飛ばされる魔太郎の鼻血を消去(デリート!)
3 11P-4,6 描写規制[過激描写]
魔太郎の鼻血、シャツについた血を消去
4 14P-1 文章改変[差別用語]
※魔太郎手帳の文章を改変
「おれのとなりの席のウスラバカでズータイばかりデカイガキだ」
→「おれのとなりの席のズータイばかりデカイ カバ男だ」
5 15P-1 台詞改変[設定変更]
「あなたのむすこであるわたしが」
→「善良でおとなしいわたしが」
6 17P-5 描写規制[表現緩和]
蛾馬野の鼻血ブーを白黒反転して過激度を低下?
注:記念すべき第一話もこの有様。カバタケがガバタケに直しているのにカバ男はOKなのか?
蛾馬野の名前からもガバタケの方がふさわしいと思えるのでチャンピオンコミックの誤植であろう。
「あなたのむすこである〜」は第一話で魔太郎が魔族のしかも大魔王の息子であることをネタバレ
している衝撃的台詞であるが、最終回と食い違うため慌てて直したものと思われる。
●うらみの2番 鉄のキバがひきさいた夜!!
1 19P-3〜 変更[完全描替]
梶木と佐土の二人を重機でミンチに、死体はコンクリート詰め
→うらみ念法で重機を怪獣に変えて二人を追い回すほのぼのENDに。
2 19P-3 台詞追加[完全描替]
グワッシャーン(重機が二人を引き裂く音)
→ 「うらみ念法!怪獣変わり!!」
3 20P-1 台詞追加[完全描替]
ドバーッ ドロドロドロ(二人の死体に生コンが注がれて行く様子)
→「ヒェーッ」 「ウワーッ」
4 20P-1 台詞追加[完全描替]
ガッガッガ ドドド ドーッ(無言で眺める魔太郎)
→「か、怪獣だーっ!た 助けてくれ〜〜〜っ!!」
注釈:魔太郎改変史上最悪最凶の改変である。由紀子の前で最大の恥辱を味わされた
魔太郎のうらみがあんなTV番組の怪獣みたいなので済むはずがなかろうに。
チャンピオンコミック版の二人の殺害現場の証拠隠滅を確認する魔太郎の余韻あるラスト
が失われた損害は計り知れない。このラストシーンの為だけでもチャンピオンコミック1巻
を買う意義はあるだろう。ちなみに初出ではこのラストではなく第3話のフーテンが魔太郎
にからむモノだった。当初は来週の敵が最後に顔見せする連作の構成であった。
●うらみの3番 ねじれた心にはねじれた顔!!
1 4P-1 台詞改変[人種差別]
「ほんとに伴子さんよく焼けましたねえ そうやって由紀子さんとならんでると まるで白人と黒人みたいですよ」
→「ほんとに伴子さんよく焼けましたねえ そうやって由紀子さんとならんでると 顔が白と黒で対照的ですよ」
2 4P-3 台詞改変[人種差別]
「なんだって あたいが 黒ン坊みたいだって!!」
→「なんだって あたいの顔が まっ黒だって!!」
3 5P-1 台詞改変[人種差別]
「まあムリもないわね あんたは白人の美人だなんてゴマをすられたんだからね!!」
→「まあムリもないわね あんたは美人だなんてゴマをすられたんだからね!!」
4 5P-2 台詞改変[人種差別]
「魔太郎のやつめ!あたいのこと黒ン坊だなんていいやがって!おぼえていやがれ!!」
→「魔太郎のやつめ!あたいのことなめやがって!おぼえていやがれ!!」
5 7P-4〜7 変更[一部修正]
魔太郎の前に落ちるハサミ
→墨汁に変更
6 7P-6 台詞改変[過激描写]
「おや あたしのハサミよ!!」
→「おや あたしの墨汁よ!!」
7 9P-3 文章改変[過激描写]
※魔太郎手帳の文章を改変
「こんどは教室のドアにハサミを(中略) あぶなく、オレのアタマにささるところだ〜」
→「こんどは教室のドアにボクジュ(中略) あぶなく、オレのアタマにかかるところだ〜」
注釈:
魔太郎が由紀子さんを持ち上げようと失言する面白シーンがジャングル黒べえの余波で改変されて
しまっている。黒と白くらいで怒る伴子はこれじゃあ情緒不安定な生理のあがったヒスババアみたいでは
ないか。また、教室のドアにハサミを挟むトラップもNG!子供が真似をすると大変だと判断されたのであろうが
墨汁では後片付けが大変だぞ。しかもコレでは改変前は明らかな殺意を感じる罠であったのにこの墨汁の
イタヅラ程度ではまるで思春期の子が好きな子にわざと意地悪をしてるみたいではないか。
被害妄想の激しい魔太郎だったからよかったものの佐土や梶木なら「伴子の奴、俺に気があるんじゃね?」
と勘違いして話がややこしくなる事うけあいだ!
尚、墨汁を手に「なくしたので探してたのよ」というシーンでは不自然な指の動きが残っているのがご愛嬌。
●うらみの4番 天使のそばに近よるな!!
1 9P-1 台詞改変[過剰配慮]
「うるさい 女中のくせによけいなこというなっ!!」
→「うるさい よけいなこというなっ!!」
注釈:
女中という言葉が言葉狩りにひっかかった模様。
女中のくせにといった見城の思い上がった傲慢な台詞がイヤな奴度を上げていたのに形式的な言葉狩りで
消去(デリート!!)
●うらみの5番 バレーボールほど運動になるものはない!!
1 17P-1 台詞改変[過激描写]
「くくくくっ このボールの中には石がギッシリつめてあるんだ!!」
→「くくくくっ ぼくのスーパーうらみパワーボールを受けてみよ!!」
注釈:
スーパーうらみパワーボールwwwww
もっと他にましなネーミングはなかったのか?もう色々台なしww
●うらみの6番 よっぱらい牛は暴走する!!
1 16P-1 台詞改変[意味不明]
「ビールでよっぱらったあばれウシ ガードレールをとびこえて ついらく!!……か」
→「ビールでよっぱらったあばれウシがついらく!!……か」
注釈:
ここまでくると一体全体なにに対する配慮なのか全く意味不明である。
前の台詞の方が体言止めを活用し叙情を感じられて良い。
変更後はまるでなんかうまいこと言おうとして思いつかなかったみたいだ。
●うらみの7番 必殺!!砕石げり
1 10P-4 描写規制[過激描写]
ドバーっと飛び出した魔太郎の鼻血の噴水を消去!!
2 11P-3 描写規制[過激描写]
白黒反転させてショッキング度を緩和
3 11P-6 描写規制[完全描替]
顔面パンチを漫画的表現に描き変え
4 11P-7 描写規制[過激描写]
白黒反転させてショッキング度を緩和
5 12P-1 台詞変更[過激描写]
「ぼっちゃん!! それ以上やると死んじまいますぜ!!」
→「ぼっちゃん!! それくらいにしておいた方がいいんじゃないですか」
6 12P-3 描写規制[過激描写]
白黒反転させてショッキング度を緩和っつーか余計不気味になってる
7 17P-2 描写規制[完全描替]
ドカっとブロックをドタマに食らって出血&白目をガンっとマイルドな絵に描き変え
8 17P-4 描写規制[完全描替]
ブロックの下敷きになって死んでる高木の手が見えてたのを消去
注釈:
暴力描写、特に血が吹き出す過激な表現は執拗に修正。
べつにここまでしてFFランドでださなくても良かったのに。装丁はダサイし。
ラストシーンの高木の息絶えた手が無くなったのは非常に残念でアール。
●うらみの8番 もうひとりのおれをやっつけろ!!
1 10P-1 台詞改変[過剰配慮]
「あいつは三年の番野というウスノロのデカなんだ」
→「あいつは三年の番野というバカなんだ」
2 13P-4 台詞改変[過剰配慮]
「おれのことをウスノロのデブだなんていったそうだな!」
→「おれのことをずいぶんバカにしてくれたそうだな!」
3 14P-1 台詞改変[過剰配慮]
「ウスノロのデブか!よくもズバリいってくれたな!タップリお礼するぜ……」
→「よくもいってくれたな!タップリお礼するぜ……」
4 15P-2 描写規制[過激描写]
鼻血を消去
5 15P-4 描写規制[過激描写]
鼻血を消去
6 16P-4 台詞改変[過剰配慮]
「ぼくはあのウスノロのデブになぐられたことはなんとも思っていない!」
→「あいつになぐられたことはなんとも思っていない!」
注釈:
ウスノロ言い過ぎ!ウスノロ・ウスラバカは何故か禁句だ。ウスロめたい事でもあるのだろうか?
●うらみの9番 ネズミがネコをかむ!!
1 15P-4 台詞変更[過剰配慮]
「おやっおまえ片目だな」
→「やっぱりちがう!!」
2 16P-3 台詞変更[過剰配慮]
「おまえは片目だから丹下左膳の左膳をとってサゼンとよぼう」
→「丹下左膳の左膳をとってサゼンとよぼう」
3 21P-5 描写規制[過激描写]
“流血!!目つぶし!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
4 24P-2 描写規制[過激描写]
“流血!!目つぶし!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
5 24P-5 台詞変更[差別用語]
「クソッ こ このドブネズミ! よ よくも俺の金目をカタワにしたな!」
→「クソッ こ このドブネズミ! よ よくも俺の金目をひどい目にあわせたな!」
6 27P-3 台詞変更[過剰配慮]
「あの片目のネズミといっしょにおれの家へやってこい!待っているぜ!!」
→「あのネズミといっしょにおれの家へやってこい!待っているぜ!!」
注釈:
サゼンの名前の由来を説明する下りがなくなってわかりにくくなっている。
しかしカタワはアウトにしても片目まで駄目だなんてねえ…独眼竜とか隻眼とかも今やアウチなのか?
●うらみの10番 切られ役はやっぱり切られる!!
1 16P-2〜4 描写規制[過激描写]
“切る!切る!殴る!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
2 20P-4 台詞変更[過剰配慮]
「刀が体のそばをかすめて通っただけなのにかってに心臓マヒを起こしてひっくり返ってしまった…」
→「刀が体のそばをかすめて通っただけなのに勝手にひっくり返ってしまった…」
注釈:
切られ役は死なない!何べんでもよみがえるのさ。
心臓マヒで死亡確定が気絶に変えられてしまっている。
他にもショック死を気絶に変えているのは少しでも魔太郎の罪状を減らそうと言う人権派弁護士の差金なのだろうか?
●うらみの11番 おれの手はすばやい!!
1 21P-2 描写規制[過激描写]
白黒反転させてショッキング度を緩和
注釈:
初の“無修正”かと思いきや残念!!最後の最後で白黒反転…!
●うらみの12番 望遠鏡をさがせ!!
1 1P-1 副題変更[過剰配慮]
原題・松葉づえをさがせ!!
→望遠鏡をさがせ!!
2 3P-6 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更
3 3P-7 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更、手紙のルビを消去
4 4P-3 台詞変更[過剰配慮]
「松葉づえとはいったいだれだ!?」
→「望遠鏡とはいったいだれだ!?」
5 7P-2 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更
6 7P-3 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更、手紙のルビを消去
7 7P-6 台詞変更[過剰配慮]
「松葉づえは今もぼくのことをこの町のどこかからじっと見ているのかもしれない!!」
→「望遠鏡は今もぼくのことをこの町のどこかからじっと見ているのかもしれない!!」
8 8P-6〜8 設定変更[描替]
遠目→松葉に変更
9 10P-2 台詞変更[過剰配慮]
「松葉づえ!!」
→「望遠鏡!!」
10 10P-5 台詞変更[過剰配慮]
「松葉づえはまちがいなく向かいのカメラ狂のあいつだ!」
→「望遠鏡はまちがいなく向かいのカメラマニアの男だ!」
11 13P-5 台詞変更[過剰配慮]
「松葉さんとこのぼっちゃん昨日ヤクザとケンカして大ケガしたんですって!」
→「遠目さんとこのぼっちゃん昨日ケンカして大ケガしたんですって!」
12 13P-6 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更
13 14P-1 設定変更[描替]
松葉づえのマークを望遠鏡に変更、手紙のルビを消去
14 14P-2 台詞変更[過剰配慮]
「くそっ松葉づえはとなりのおにいさんじゃなかったのか!」
→「くそっ望遠鏡はとなりのおにいさんじゃなかったのか!」
16 16P-5 台詞変更[過剰配慮]
「おれは自動車事故で足を折ったんだ!!」
→「おれは自動車事故で足をケガしたんだ!!」
17 17P-4 台詞変更[設定変更]
「黒魔術(ブラック・マジック) やみ一色!!」
→「うらみ念法 やみ一色!!」
注釈:
松葉づえを望遠鏡に直したため全編に渡って手が加えられている。
しかし松葉づえがダメとかヤクザを消したり足を折るをNGにしたり一体藤子スタジオは誰と戦っているのだろうか?
最後は珍しく黒魔術を使っていたのが通常のうらみ念法に統一されている。しかしブラック・マジックってカッケー。
●うらみの13番 秘密兵器も使いよう!!
1 3P-2 台詞変更[差別用語]
「実はぼくもキチガイでねー」
→「実はぼくも大好きでねー」
注釈:
このキチガイはあのキチガイとは違うキチガイなんだから修正する必要はないキチガイ。
言葉狩りをする連中は単語を探すのではなく前後の文章を考慮して文句を言え!と言いたい。
●うらみの14番 ぼくの同級生はスターだ!!
1 3P-3 台詞変更[差別用語]
「もし今学校にきたら皇太子なみのさわぎになるだろうな!」
→「もし今学校にきたらひっくりかえるような大さわぎになるだろうな!」
注釈:
天皇を尊ぶような戦争賛歌の危険な右翼思想を伝導するとは何事!!って文句でもくるの?
時事ネタの皇太子をわかりやすくするための変更か。
●うらみの15番 パパのかたきはぼくがとる!!
1 5P-欄外 利権ゴロ刻印追加
JASRACの記載を追加。
注釈:
ついに無修正の話が来た!とおもいきやカスラックの刻印が…
時代とともに奴ら利権ヤクザの勢力は厳しくなってきているのだろう…
●うらみの16番 きたない切手あつめはゆるさない!!
1 2P-4 台詞変更[未開人差別]
「アフリカなんかへ二年間も出張じゃたいへんだったわね」
→「二年間もアフリカ勤務じゃたいへんだったわね」
2 6P-1 台詞変更[未開人差別]
「なんだアフリカの切手じゃないか!」
→「なんだ!こんな切手」
3 6P-2 台詞変更[未開人差別]
「だいいちアフリカの切手なんかほとんど価値がないんだぜ!」
→「こういう切手なんかまったく価値がないんだぜ!」
4 6P-3 台詞変更[未開人差別]
「外貨獲得のためにやたら切手を乱発するしおまけに紙質も悪いからね!」
→「この手の切手なら日本でだって簡単に手に入るよ」
「間似谷くんたらアフリカの切手をもってないからくやしくってケチつけてるんじゃないの」
→「間似谷くんたら切手をもってないからくやしくってケチつけてるんじゃないの」
5 6P-4 台詞変更[未開人差別]
「魔太郎くんにこんなすてきなアフリカの花の切手をもらったんだから」
→「魔太郎くんにこんなすてきな花の切手をもらったんだから」
6 6P-6 台詞変更[未開人差別]
「なんせアフリカの切手だ どんなバイキンがくっついているかもしれないからな!」
→「そんな切手をもらって恩にきせられちゃたまんないよ」
7 7P-6 台詞変更[未開人差別]
「とにかくこんな安物のアフリカの切手なんか集めたってしようがないぜ!」
→「とにかくこんな安物の切手なんか集めたってしようがないぜ!」
8 10P-6 台詞変更[差別用語]
「じつはぼくの友達にアフリカのものならなんでも集めているというアフリカ気ちがいがいてね」
→「じつはぼくの友達にアフリカのものならなんでも集めているというアフリカ好きがいてね」
9 14P-3 描写規制[過激描写]
“とっとと帰れっ!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
10 16P-6 描写規制[過激描写]
“わーっ!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
11 17P-3 台詞変更[差別用語]
「間似谷くんこの逆印刷切手のお面はアフリカ土人ののろいのお面だったんだよ!クククククク!」
→「間似谷くんこの逆印刷切手のお面はのろいのお面だったんだよ!クククククク!」
注釈:
当時のアフリカへの差別意識がたっぷり!
でもアパルトヘイトやめてスラム化した南アフリカを思えばまた元に戻してもいいんじゃない?
由紀子さんとの会話で「恩にきせられちゃたまんない」は意味がまるで狂ってくるダメな改変だなあ。
外貨獲得で乱発とかソッチの方が社会情勢が分かってタメになると思うんだが…
●うらみの17番 ぼくの親友はガン気狂い(クレージー)だ!!
1 1P-1 副題変更[差別用語]
原題・ぼくの親友はガン気狂いだ!!
→ぼくの親友はガンマニアだ!!
注釈:
せめてカタカナでガン・クレージーってすれば良かったのに…英語なら良いんでしょ?
●うらみの18番 ドラキュラ・マントはドラキュラを呼ぶ
1 15P-4 台詞変更[誤植]
「みなさま…ではこれよりわがナレウンジュニア・ファッション最高の〜」
→「みなさま…ではこれよりわがラナウンジュニア・ファッション最高の〜」
2 18P-3 台詞変更[オチ変更]
「クククク…このお面を見ただけで心臓マヒを起こしやがった」
→「クククク…このお面を見ただけでひっくり返ってしまった!」
注釈:
心臓マヒ→気絶に変更第二段
「ナレウン」は誤植か?
●うらみの19番 空中に浮かぶ魔法の岩よ
1 ALL 台詞変更[設定変更]
全編に渡って酋長→モヒカンに変更
2 10P-1 台詞変更[設定変更]
「きょう会社の帰りぐうぜん例の酋長とかいうインディアン刈りの絵かきさんの展覧会を見てきたよ」
→「きょう会社の帰りぐうぜん例のモヒカンとかいう変わったヘアスタイルの絵かきさんの展覧会を見てきたよ」
注釈:
酋長を全てモヒカンに変えてしまっている。モヒカン画伯…
インディアン刈って言わなくなったなあ…
●うらみの20番 悪魔のようなチビがまたきた
1 1P-1 副題変更[差別用語]
原題・悪魔のようなチビがまたきた
→悪魔のようなチビがやってきた
2 2P-4 台詞変更[設定変更]
「阿部のおばさんが今度お向かいにくることになったのよ ごあいさつなさい!」
→「今度お向かいにくることになった阿部さんよ ごあいさつなさい!」
3 2P-4 台詞変更[設定変更]
「魔太郎ちゃんよろしくね」
→「はじめまして魔太郎です」
4 3P-1 台詞変更[設定変更]
「まーいやだわ魔太郎ちゃんたら忘れたのかしら」
「ほらこないだお宅におじゃましたじゃない 魔太郎ちゃんのママの学校時代の同級生の阿部ですよ」
→「あたしママの学校時代の同級生なの魔太郎ちゃんにも前に会ったことあるわよ」
5 3P-6 台詞変更[設定変更]
「ほらー切人ちゃん あなたの好きな魔太郎おにいちゃんよ これからよろちくって!」
→「ほらー切人ちゃん 魔太郎おにいちゃんよ これからよろちくって!」
6 16P-4 台詞変更[設定変更]
「チビよ!今度の勝負はぼくの負けだ!」
→「切人…今度の勝負はぼくの負けだ!」
注釈:
切人初登場話をお蔵入りしてしまったため辻褄合わせに台詞が変更されている。
●うらみの22番 時計の歯車ギリギリせまる!!
1 18P-1〜3 描写規制[過激描写]
“カリオストロ!!”白黒反転させてショッキング度を緩和
●うらみの29番 ヒビ割れた友情
1 15P-6 台詞変更[時事ネタ]
「いっそ横井さんみたいに住みつくか!」
→「いっそここに住みつくか!」
注釈:
オドロ木桃の木山椒の木などゴリの面白台詞センスの傑作が消されてしまい勿体無い。
しかし今の子にヨコイさんと言ってもチンプンカンプンだろうから仕方あるまい。
●うらみの30番 猿人対オオカミ男満月の決闘
1 18P-3 描写規制[過激描写]
“目潰しっ”白黒反転させてショッキング度を緩和
注釈:
失明、流血はダメらしい。
●うらみの54番 夢魔の家
1 7P-7 台詞変更[禁止用語]
「おや、魔太郎くん、ビッコなんかひいてどうしたの?」
→「おや、魔太郎くん、足をどうかしたの?」
注釈:
ビッコもダメなのか。かわいいやんビッコって・・・
●うらみの60番 夏の終わり
1 12P-2 台詞変更[職業差別]
「おい女中おかわりもってこいっ!!」「まあっ!!女中ですって!?」
→「おいおかわりもってこいっ!!」「まあっ!!なんですって!?」
2 12P-3 台詞変更[職業差別]
「そうだおまえら そうじ洗たくメシの用意をする女中や下男としてここへおいてやる!!」
→「そうだおまえら そうじ洗たくメシの用意をする召使いとしてここへおいてやる!!」
3 12P-7 台詞変更[職業差別]
「おまえら このチビをいたいめにあわせたくなかったらおれたちの下男と女中になれっ!!」
→「おまえら このチビをいたいめにあわせたくなかったらおれたちの召使いになれっ!!」
4 13P-7 台詞変更[職業差別]
「へっへっへそいじゃあ女中と下男になるか?」
→「へっへっへそいじゃあ召使いになるか?」
5 14P-2 台詞変更[職業差別]
「よー下男!!このサラをかたづけろ!!」
→「よー このサラをかたづけろ!!」
注釈:
職業に貴賎はないというが藤子スタジオ的には女中や下男といった仕事は存在すら許されない汚れた仕事らしい。
キチガイ一家の粗野さを示すのにもキタナイ言葉を使わせた方がいいのに召使いっておとぎ話じゃあるまいに。
●うらみの43番 吸血少年団がくる!!
1 6P-3 台詞変更[過剰配慮]
「ケッ!ヨリメ知ったような顔すんな!!」
→「ケッ!エダマメ知ったような顔すんな!!」
2 7P-2 台詞変更[過剰配慮]
「よう!よう!おまえヨリメの肩を持つのか!」
→「よう!よう!おまえエダマメの肩を持つのか!」
3 29P-7 台詞変更[過剰配慮]
「その点寸川くんはチビでヨリ目だってことで人にあなどられることになやみ」
→「その点寸川くんはチビだってことで人にあなどられることになやみ」
4 29P-9 台詞変更[過剰配慮]
「三人が三人とも肉体的欠陥から人にバカにされることがくやしくて怪奇の世界にあこがれた同志なのだ」
→「三人が三人とも人にバカにされることがくやしくて怪奇の世界にあこがれた同志なのだ」
5 30P-1 台詞変更[身障差別]
「ウー!」
→「なんでしょう?」
6 30P-2 台詞変更[身障差別]
「フフフ フランケンはうちの下男だがちょっとお脳がよわいんだ!!でもぼくのいうことはなんでもきくぜ!!」
→「フフフ フランケンはぼくのいうことはなんでもきくぜ!!」
7 30P-4 台詞変更[身障差別]
「ウー!」
→「このーっ!!」
8 32P-4 台詞変更[身障差別]
「ウー!」
→「わ・わかった……」
注釈:
フ、フランケンが…フランケンがしゃべったー\(゜▽°)/
肉体的欠陥を持つ弱い三人が脳みそ的欠陥をもつ大男を使役するって構図が良かったのにこの改変にはあきれはてて文句も出ない。
大体A作品ではフランケンはしゃべれないものって不文律があるのにそれを覆してまでコビを売る必要はあるのだろうか?
しかし原版の「ウー!」は破壊力がありますなあ。
●うらみの61番 魔教ブードーののろい
1 12P-5 台詞変更[過剰配慮]
「交番でもヤギのかっこうをやめず奇声を発し続けたので さっそく嵐が丘精神病院に連絡した…」
→ 「交番でもヤギのかっこうをやめず奇声を発し続けたので さっそく嵐が丘病院に連絡した…」
注釈:
精神病院もダメ…これでもキチガイ病院って言いたいのを我慢してやってるんだぜ…?
●うらみの64番 自転車ピラニア事件
1 10P-4 台詞変更[過剰配慮]
「それほどよく知らないんだけど…ピラニアというアダ名ですごい自転車狂なんだ」
→ 「それほどよく知らないんだけど…ピラニアというアダ名ですごい自転車マニアなんだ」
注釈:
釣りキチ三平もいまでは釣りマニア三平?くそっ言葉狩りマニアめっ…!
●うらみの70番 無田博士のビックリ・ハウス
1 4P-4 台詞変更[差別用語]
「ええっ無田博士?ああ!あの気違い博士のビックリ・ハウスのことですか?」
→ 「ええっ無田博士?ああ!あの変人博士のビックリ・ハウスのことですか?」
2 5P-1 台詞変更[差別用語]
「しかし気違い博士は知らない者は絶対に入れませんけどあんたたちは大丈夫かね?」
→ 「しかしあの博士は知らない者は絶対に入れませんけどあんたたちは大丈夫かね?」
注釈:
キチガイ博士と変人博士では超度が大きく異なる。
それに変人博士だと変人と博士両方に人って意味がかぶって危険が危ないしゴロが悪い。
●うらみの71番 魔太郎ひとり旅(その1)毒蛾
1 31P-2 台詞変更[差別用語]
「魔太郎!!きさまこんな夜中にそんなかっこうして気でも狂ったのか!?」
→ 「魔太郎!!きさまこんな夜中にそんなかっこうしてなんのまねだ!?」
2 31P-3 台詞変更[差別用語]
「べつに気は狂ってないよ!!」
→ 「フフフフフ…」
注釈:
狂う関係は依然規制が厳しく狂人軍復活への活路はまだまだ遠く…
●うらみの72番 魔太郎ひとり旅(その2)ハク製の家
1 7P-4 台詞変更[過剰配慮]
「はははこれはうちのパパがハク製狂でね」
→ 「はははこれはうちのパパがハク製マニアでね」
2 18P-3 台詞変更[差別用語]
「き きちがいだ!」
→ 「ええーっ!!」
3 20P-3 台詞変更[差別用語]
「しかしあのパパってのはとんでもない気違いオヤジなんだな」
→ 「しかしあのパパってのはとんでもないオヤジなんだな」
注釈:
だから、〜狂って時の狂ってのはおたくらの事じゃなくて夢中になるって意味での狂なんだから規制すんなって
何回いわせるんだ?この糞みたいな台詞をよっ!
●うらみの76番 手の花が咲いた!
1 9P-5 台詞変更[過剰配慮]
「サボテンと話してるところをだれかに見られたら気違いと思われるからねェ」
→ 「サボテンと話してるところをだれかに見られたらおかしいと思われるからねェ」
注釈:
正気のつもりはOK。もうキチガイは全部正気でない人って変えてしまえ!