ニューイヤー星調査行
掲載
月刊マンガ少年 1981年2月号
オススメ度
★★
雑誌掲載時P数→単行本P数
29P→39P
特記事項
大幅加筆10P
ハシラ
ニューイヤー星を訪れた調査隊の前に何が……?
81年新春におくるビッグSF!
変更内容
P数 | コマ | 変更点 | 変更内容 |
4 | 1 | 台詞変更 | 「調査の結果ニューイヤー人の存在が確認された」→「ニューイヤー人はいた 言語らしきものをもち神話らしきものさえ伝えていた」 |
9 | 2-3 | 追加 | 博士の説の説明追加 |
6 | 描換え | 博士のバカ顔→星空へ | |
台詞変更 | 「もし原始時代に宇宙航法があったとすれば 異星間の文明にみられる多くの共通点の説明がつくじゃないか」→「つまりニューイヤー星が神々を送り出し他の星々がこれをうけついだということ これは歴史的な事実なのだ!!」 | ||
10 | 1 | 追加 | 当然の疑問発言追加 |
11 | 1 | 追加 | 博士のとんでも演説シーン追加 |
4 | 追加 | 博士の熱意と決意シーン追加 | |
14 | 1 | 台詞変更 | 「公式調査報告によれば〜」→「予備調査報告によれば〜」 |
描換え | 博士を横顔に描き換え | ||
2 | 追加 | 勇ましく滑空するシーン | |
4 | 追加 | 「あれじゃないかしら!?」追加 | |
15 | 1 | 描換え | 半P→全Pの大コマに変更。皮肉屋ロッシュの尻強調(誰得)。住居は前のほうが不気味で格好良い。 |
16 | 1 | 台詞変更 | 「誰もいないのかな」「まさか」→「人の気配がない」「だが住人はいるはずだ」 |
4 | 描換え | より逆光にして怪しく | |
5 | 描換え | しょぼくれた顔→何を考えてるのかわからない無表情 | |
6 | 描換え | 無言で通りすぎていく→声をかけて無視される | |
台詞消去 | 「あーわれわれは…」 | ||
17 | 3-4 | 追加 | 出た!博士のとんでも精神論w |
5 | 描換え | 背景のレベルがアプしてスマートな絵に | |
18 | 3 | 追加 | 「こんな思いをしてなにが理解できると言うんですか」 |
5 | 修正 | 背景を修正してスマートな絵に | |
7 | |||
19 | 2-3 | ||
3 | 台詞変更 | ナレーション「それが最初の出会いだった」 | |
4-5 | 追加 | 内部視察追加 | |
22 | 4-5 | 追加 | 「のどが乾いた」〜「じいさまのがいちばん多いわ」までドッサリ追加。女の子の出番は雑誌には殆どなし! |
23-25 | ALL | ||
26 | 1-3 | ||
27 | 1 | 台詞変更 | 「聖なる谷の所在を教えていただきたいのだが」「はるかな昔天変地異で地底深く埋まったという 場所は知らない」→「聖なる谷の言い伝えをご存知でしょうな」〜3コマに増加 |
2-3 | 追加 | 元はよくある同じ構図が3コマ並ぶ形だった | |
4 | 台詞変更 | 「記録はないか 文字を刻んだ粘土板とか」→「せめて記録でも残っていないのですか 文字を刻んだ粘土板とか」 | |
5 | 描換え | 元は上のコマと同じジジイ左、博士右のおんなじ構図だったのをアングル変更。 | |
6 | 台詞変更 | 「母なる星は使命を果たし今は静かに老いていくのみじゃ」を追加、「ほんとうにすまない」を削除 | |
7 | 追加 | くたびれた博士 | |
29 | 4 | 追加 | 「そろそろ引き上げかな…」追加 |
30 | 1 | 追加 | 石筍男アップ追加 |
33 | 5-6 | 追加 | 「みつけたいの?」「じゃ知ってる」追加 |
34 | 4 | 追加 | 興奮の極みのとんでも博士の陰で調査する皮肉屋ロッシュ追加 |
35 | 2 | 描換え | 主人公のアップ→女の子追加 |
台詞変更 | 「ぼくも知らないんだ…例えば」→「たぶん重力の支配から抜けられる場所だと思うんだ」「ジューリョク?」 | ||
3 | 描換え | 女の子のアップ→主人公が石を落とすシーン | |
台詞変更 | 「そう石ころが上に落っこちていくような」→「たとえば…手からはなした石ころは落ちるだろ普通はね」 | ||
4-5 | 追加 | 「ところが逆に〜」「ナニ!?ナニ!?〜」追加 | |
36 | 2 | 描足し | 博士達と台詞追加 |
台詞追加 | 「ここが重力の支配も及ばない聖域!」「かくべつ〜」追加 | ||
3 | 修正 | 若干大コマに、石ころ描換え | |
台詞追加 | 「ためしてみよう」 | ||
4 | 追加 | カラン 追加 | |
5 | 修正 | 「ころがりあがっていく!!」を次のコマの台詞に | |
6 | 追加 | 興奮する主人公 | |
38 | 2 | 台詞変更 | 「あの楔形文字はごく最近きざまれた物だ おそらくあの少女があの本を参考にして」→「楔形文字なありゃインチキだ」 |
3 | 追加 | 「なんですって!!」追加 | |
4 | 構成変更 | 鍾乳石の話のあとだったのを楔型文字の後にして流れをスムーズに | |
5 | 台詞変更 | 「地すべりで傾斜した鍾乳石が原因でゆるい下り坂が上り坂に見えたんだ 水準器で調べたから確かだよ」→「ころがり上がったように見えた小石も実はちゃんと重力の法則にしたがっていたのさ」 | |
6-7 | 追加 | 説明絵、落ちこむ主人公追加 | |
39 | 1 | 描換え | ジェスチャーをヤメ |
台詞変更 | 「きみも博士にはいうな幸せにしておいてあげようじゃないか」→「ばかだなあ博士に耳に入れるやつがあるかあんなによろこんでいるのに」 | ||
3 | 追加 | 決意する主人公 | |
4 | 台詞変更 | 「いつの日かぼくは再調査にくるつもりだそしてこんどこそバンボルグ博士の学説を実証してみせるのだ!!」→「いつの日かぼくは再調査にこよう!そして、今度こそ動かぬ証拠をつかみバンボルグ説を証明してみせるのだ!!」 |
雑記
女の子の水くみエピソードが無かったのが印象的
単行本版には図を加えたり分かりやすく解説的に仕上がっている。
加筆は多いが雑誌版だけで楽しめるシーンというのは少ない。
買う価値はないだろう。
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